多羅尾という地名 -伝説-2018/02/12
昔多羅尾には
羅尾という獣が多く住んでいたそうです!
「延喜の頃に多羅尾に羅尾という
大いなるけものが住みー中略ー
羅尾というものはすべてばん鳥同じ事にて
大きくばかりなり。ずいぶん人には害せぬ。
まして温順なけものなりて寿命数百年保ち
大いに煙を好むもの故其の名を取りてきせるの
樋管を羅尾と名付けたり。
まして目出度けものなりと後隠岐守兼家は
多羅尾村と名号したり。」〔天平永国記より〕
諸説様々ですが
羅尾という獣の大きく温順で、人には害を与えない
なんだかかわいらしいような
雰囲気のする羅尾から名付けられた
多羅尾 であって欲しいような気持ちがします。