オオカミと高宮神社 -伝説-2018/03/30
多羅尾にある 高宮神社のには
狼の像があり
高宮さんの神使とされ
狼伝説が伝わっています。
ある日
猟師が高宮さんに行った時
猿がお供え物を食べているのを見て
神楽堂の上から 猿を打とうとして
鉄砲を向けると神楽堂の下から
オオカミの鳴き声がしました。
鉄砲を下げると鳴き声はやみ
また鉄砲を向けると
鳴き声がしたので
猟師は驚いて飛んで帰ったそうです。
また高宮さんの 狼は
善人と悪人をよく見分けるとされていて
信心深い心の美しい人が夜遅く
峠道を通ると
安全なところまでついてきてくれ
心の汚れた悪人が通ると
どこまでも追いかけてきてかみついた
とされています。
善人を
守る 送り狼ですね。
多羅尾を見回り
守ってくれているとされる
里宮さんの 狼
今でも ひっそり
多羅尾のみなさんを
見守り続けているのでしょうね。
建立は1859年の歴史もあり
登録有形文化財(建造物)にも指定
されている
里宮神社に
一度訪れてみませんか。